Column
コラム:シマウマは考える
コラム:シマウマは考える
シマウマは考える Vol.16
『ヨーロッパからの発想』
☆ 北緯約38度の東京から北緯51度を超えるイギリスの町にきました。“冬が来た”とホテルの近くの看板にありましたが、まだ夕方4時すぎだと言うのに外は真っ暗です。地球を東西に移動すると時差ぼけに悩みますが、南北に移動すると昼夜の長さの違いに“感覚ぼけ”があることを実感しました。
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☆ ホテルではリフトと書いてあるエレベーターに乗って部屋に入りました。今度はロビーにおりようとして“1”が一階ではないことに気がつきました。注意していると国毎の表示が異なります。同じ英語圏でもイギリスではGrand のGが一階で、これがアメリカでは地下の駐車場ガレージのGとなり、ベルギーのホテルは一階が“0”で、これがドイツでは“E”になりました。所変われば品変わるですね。
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☆ 今日は電車で移動の日ですが、欧州の電車は改札口が無いのです。キップをあらかじめ買ってそのままホームに行き電車に乗り、降りるとホームはそのまま外に繋がっています。これを“信用乗車方式”というそうで、乗客は乗車中は有効な乗車券を所持していることが義務付けられ、乗車中および降車後に運賃を支払うことは認められていません。私の乗った電車でも、乗客は駅で買った切符やインターネットで買って印刷した紙を検札の車掌さんに見せていました。これも所変われば品変わるです。この信用乗車法式は、英語では“オーナー(honor)”に基づく料金制度というらしいのですが、英語のhonorには正直や道徳規範さらに中世の男性の道義心という意味もあるそうで、歴史的背景もありそうです。
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☆ 次に訪れたドイツのデュッセルドルフにある展示会場メッセは、幕張メッセの4倍近い広さがあると聞きました。テーマ毎に19もあるホールを二つ歩いただけで疲れ、飲料水の自動販売機を探したのですがありません。それぞれのホールには、広いレストランが併設されていて、飲料水もそこに並んで買うしか方法がないようです。清涼飲料、コーヒーやお茶に加え、地元のビール、ワインが並んでいます。ミネラルウオーターも瓶のボトルなのです。それに紙コップではなく小さな厚めのガラスのグラスがついてきました。なぜか、ゆっくりできた感じがして、エコよりエレガントを感じました。
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☆ 旅行中、いくつか“アニマル・シンキングですね”と思う風景に出会いました。下の写真は、コンサルタント会社の宣伝です。キリンがチームを組めば、もっと高く上れると書いてありました。アニマル・シンキングでキリンの戦略“一部分の大きさを変える”を習いましたが、キリンがチームで騎馬戦を組む、これは発想しませんでした。

ロンドンの空港で
☆ シマウマ模様は、どこでも目立ちますね。
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☆ 気温4度と表示のあったドイツの街中でカラフルな色揃いの毛糸を見たときは、アニマル・シンキングの10次元のカラーを連想しました。 10色の毛糸の帽子とか腕時計とかを身につけ異なる発想を競うのも楽しそうです。
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☆ アニマル・シンキングのツルのカードは、“場所を変える”という発想を促しています。東から西に、南から北に、そして街々を移動して歩き“場所を変える”ことで、異なる発想にいくつも出会い、刺激を受けました。
2011年11月30日
永井 寿子






















